PCI背任、元社長ら無罪確定へ 東京高検が上告断念(産経新聞)
中国での遺棄化学兵器処理事業をめぐり、大手建設コンサルタント会社「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI)に不要な支出で約1億2千万円の損害を与えたとして、特別背任罪に問われたPCI元社長、荒木民生被告(73)を無罪とした東京高裁判決について、東京高検は24日、上告しないと発表した。荒木被告の無罪が確定する。
東京高検の渡辺恵一次席検事は「明確な上告理由は見出せなかった」とのコメントを出した。
高裁判決は、検察側が「不必要」としたグループ会社への事業委託費支出について「グループ会社への支援として許容しうるもので、経営判断として一定の合理性がある」と指摘し、1審に続き無罪とした。
荒木被告と同様に特別背任罪で無罪となったPCI元社長、森田祥太被告(68)=法人税法違反罪で有罪判決=についても高検は上告を断念した。
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2010-05-26 14:45
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